高市早苗の正体と、サナ活ファンの正体を一気に暴く!
小林よしのりライジングVol.559
配信です!!
今週号のタイトルは
「無知な勤勉は日本の存立危機」
高市政権の支持率は、明らかに失策だった「台湾有事」発言で日中関係がいかに冷え込もうと全く影響なく、依然として非常に高い水準を維持しており、むしろ高市首相を批判する側にバッシングが殺到するという状況になっている。
そのためにメディアも政権批判を避ける傾向にあり、高市マンセーの全体主義が形成されつつあるような状況だ。
しかし! そんな状況には決して屈しないのが小林よしのりライジング!
全体主義とは断固として戦うのが、小林よしのりライジングです!!
新語・流行語大賞まで政権へのヨイショなのか高市首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」を大賞にしてしまったが、こんな言葉、流行ってたか?
そもそも、本当に高市早苗に働かせて、大丈夫なのか?
それは否! 断じて否!
高市は「出生数」と「出生率」の違いすら知らず、少子化問題の本質を一切理解していない。
今や世界に現役艦は存在しない「戦艦」という言葉を使うほど、軍事の知識もない!
安保法制制定当時の閣僚だったのに、安保法制について何もわかっていない!
一事が万事この調子で、高市は何に対しても正確な知識を全く持っていない!
そんな人物に存分に働かせることほど、危険なことはない!!
これが本当の、日本の「存立危機事態」だ!!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「フェミニズムの自死」
その高市早苗の圧倒的な高支持率を支えているのが、ネトウヨとサナ活ファンだ。
今回はその高市支持層の実態を、さらに詳しく分析する!
高市支持層は自民党支持層と重なるわけではなく、その多くは無党派層の高市早苗個人のファンであり、若い世代が突出して多い。
そしてそのファン層が高市を支持しているのは決して政治思想や政策ではない。
それではいったい彼ら彼女らは、高市早苗に何を求めているのか?
「日本初の女性首相」の登場は、皮肉なことに「フェミニズムの自死」をもたらそうとしている!!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…先月官邸で行われた全国知事会の懇談会で、高市早苗は少子化対策に関して鳥取県の平井伸治知事に「東京を見習って地方もやるようにしなきゃね」と発言、平井知事はそれを聞いて「のけぞった」という。
なぜなら、昨年度の東京都の合計特殊出生率は0.96で、都道府県別で全国最下位。それに対して鳥取県は1.43で全国第3位。「地方も東京を見習って」なんて、的外れもいいところだったのだ。
そもそも東京で増えたのは「出生数」である。「出生数」と「出生率」は全く違う。
高市は、国の最重要課題の一つでもある少子化問題について、基礎中の基礎も知らないのである。
「戦艦」という言葉を平気で使うほど軍事に関する知識もないし、安保法制における「存立危機事態」や「集団的自衛権」の定義すら知らない。
これほど無知な首相が、己の無知に無自覚なまま「働いて働いて働いて働いて働いて」大丈夫なのか!?
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…報道各社の11月世論調査によれば、高市内閣の支持率はいまだ高水準を維持している。
一方、政党支持率を見ると、自民党は30%程度、連立を組む日本維新の会も5%程度。内閣支持率との乖離は大きく、高市内閣を支えているのは政党支持ではなく、無党派層の「高市早苗ファン層」だと考えるほうが理解しやすい。特に、若い世代の支持は突出している。
読売新聞の調査では、18歳~39歳の支持率が80%。60歳以上の63%とは明らかに差が出ている。
この「サナ活」ファンの深層心理には何があるのか?
高市早苗という存在は、彼らのどんな欲求を吸い上げているのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…どんなうどんが好き?
社民党はなぜあんなに人気がないの?
今年の新語・流行語大賞に選ばれた高市早苗本人が受賞しに来たことをどう思う?
キングカズ(三浦知良)が58歳になっても現役を続けていることをどう思う?
最近、見ているドラマは?
昔はまったくネトウヨ感がなかった高市早苗がネトウヨになったのは、元々そういう資質があったから?
最近、様々な方面で問題となっている生成AI、偽動画が拡散されたりしているけど、どう考える?
新作『おぼっちゃまくん』のアイデアはどのように出しているの?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
目次
1. ゴーマニズム宣言・第588回
「無知な勤勉は日本の存立危機」
2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第383回
「フェミニズムの自死」
3. Q&Aコーナー
4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
5. 編集後記





















